
2010年3月26日
Jmadoは、京都大学大学院・工学研究科 鉾井修一教授のご協力を得て、「関西地方における窓断熱改修による温熱環境改善等の実証調査」を行いました。
窓断熱改修前後の実測データを取得し、室内温熱環境改善効果およびそれに伴う省エネルギー効果を明らかにし、樹脂製内窓を使用した二重窓化を推進する予定です。
[調査概要]
研究期間:
平成22年2月1日~平成22年3月31日(2ヶ月間)
研究内容:
1) 対象施設
・京都市A高等学校の1階北側道路に面した保健室。
2) 改修工事の概要
・対象領域に設置されている単板ガラス入りアルミサッシの室内側に樹脂製内窓を併設し二重窓化。
3) 実証調査の概要
①改修前後の窓面温度および室内空気温度・壁表面温度の計測結果に基づく室内温熱環境改善効果の検証。
②在室職員への聞き取り調査等に基づく温熱環境等の改善効果の検証。
測定日時:
改修前:2010年2月3日8時55分~12時05分
改修後:2010年2月15日9時00分~12時00分
測定結果:
部屋の中央から北側の窓(西側)の表面温度を撮影した結果、改修前後で、A点の表面温度は18.4℃から21.5℃まで3.1℃程度上昇し、B点では21.9℃から23.3℃まで1.4℃程度上昇しました。また、改修前のA点とB点の温度差が3.4℃あるのに対して、改修後は1.8℃程度まで減少しており、上下温度差も減少していることが分かります。
>>測定結果の詳細資料はこちら(PDF:570 KB )

<設置後の、保健室利用者のご感想>
「窓側足元の冷たさがぐっと軽くなった」「窓側は暖かい感じがする」等の感想が寄せられ、冬の寒さを和らげる効果を実感していただきました。また、室外の音については、半数の方が「聞こえにくくなりました」と、遮音効果を実感されています。窓のデザイン(まわりとの色の調和)については、アンケートに答えてくださった全員が、「明るくて調和している」と、良い印象を受けていらっしゃいました。
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